サブスクを利用するメリットって具体的に何かな?知りたい!
飲食店で使っているおすすめのサブスクサービスってないの?
今回はこういった疑問にお答えしていきます。
- そもそもサブスクとは何か
- 飲食店がサブスクを利用するメリット
- 飲食でおすすめのサブスクサービス
- 飲食店でのサブスク導入事例3選
それでは早速見ていきましょう。
サブスクとは?飲食業界を知る前に見ておこう
そもそもサブスクとは何なのでしょうか?飲食業界を知る前に見ておきましょう。
結論、サブスクとは毎月決まった金額を支払うことによって、継続的にそのサービスを受けられる方法のことです。
最近ではよく耳にする機会が多い「サブスクリプション」という言葉はこのサブスクから来ているのです。
よくサブスクサービスは以下のようなものがあります。
- 月々数千円を支払うことで映画やドラマが見放題のサービスが受けられる
- 月々数百円を支払うことで世界中の音楽を聴くサービスが受けられる
などなど他にも様々なサブスクがあります。
他のもサブスクが気になる方は「サブスクの音楽ストリーミングサービスおすすめ6選【人気ランキング】」の記事をチェック!
サブスクはカフェや居酒屋などの飲食業界にも広がっている
サブスクが開始された最初のころは、映像や音楽の配信サービスで採用されることが多かったのが今では、カフェや居酒屋などの飲食業界にも広がりつつあります。
利用者にとっては使えば使うほどお得に利用できるサービスです。
しかしながら、実際飲食店ではどのように展開されているのでしょうか?
実際の事例をもとに見ていきます(後述)。
飲食店がサブスクを利用するメリット
ここでは飲食店がサブスクを利用するメリットを解説します。
結論、飲食店がサブスクを導入するメリットは下記のとおり。
- 時間・天候に関係なく売り上げが入る
- 来店・利用頻度が上がる顧客・会員データが取れる
1つ1つ順に見ていきましょう。
時間・天候に関係なく売り上げが入る
これまでの飲食店の売上は、「売上=飲食代金」でした。
しかし、サブスク型飲食店にすることで「会員券売上」という固定収入に変わります。
一般的に飲食業界では2月、8月が一般的には売上が落ちるとされています。
しかしこのような季節、時期などに左右されないのが、サブスクを導入するメリットです。
来店人数に関わらず一定の固定収入が見込めるのがメリットと言えるでしょう。
来店・利用頻度が上がる
サブスクを利用することによって、来店・利用頻度が上がることは間違いありません。
設定にもよりますが、来店する度に売上が入るようなサブスクであればお店にとっても会員様にとってもメリットのあるサービスでしょう。
月500円を支払うことで「来店の度に1品半額になる」というサービスであえばお客様は2回の来店で元が取れるはずです。
つまり、サブスクを利用することでお客様はリピートするようになり、飲食店側はお客様を確保できるわけです。
顧客・会員データが取れる
サブスクを利用することで、顧客・会員データが取れるようになります。
他の業界ではふつうのコトでしたが、飲食業界では顧客・会員データを取得すること自体が難しかったということもあり、あまり進んでいないことでもあります。
ただサブスク化することで、よりお客様のデータが取りやすくなります。
- 解約率
- 会員の頻度
- 誰がお店に来ているのか
- 年齢層
- 平均客単価…etc.
色々な分析が可能となり、次の打ち手も考えやすくなります。
PDCAが回せるというわけだね![
新型コロナウイルスの影響を受けてテイクアウト、デリバリーを開始した飲食店も多いようです。
ただ、常連さんにその情報が届けられていないという飲食店様も多かったのではないでしょうか。
そんな方もサブスクを利用するのは大きなメリット獲得に繋がります。
1. 累計登録者は1万5千人を超えたサブスクのおすすめ飲食サービス「Favyサブスク」
最初にご紹介するサブスクのおすすめ飲食サービスは「Favyサブスク」。
飲食店のマーケティング支援などを行う、「株式会社favy」が創設した飲食店向けのサブスクリプサービスになります。
自社の直営店で培われた経験から生まれたサービスで、現時点で累計登録者数は1万5千人を超えています。
また流通累計総額も1億円を突破していることでも有名です。※2020年10月現在。
この「Favyサブスク」の導入によって、継続的な決済の自動化ができるだけなく、会員数や解約率といったデータを即時に確認することができるようになっています。
会員に対するお知らせ配信機能も搭載され、来店を促進してくれる機能も担っています。
サブスクの詳細
初期費用 | 無料 |
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料金プラン | サブスク:月額7,000円~/サブスクエンタープライズ:要見積もり |
公式サイト | Favyサブスク |
2. 飲食店向けのサブスクサービス導入アプリ「サブスク」
続いてご紹介するサブスクのおすすめ飲食サービスは「サブスク」。
「サブスク」は、飲食店向けのサブスクサービスの導入アプリになります。
定額制チケットの決済をアプリ内で可能にしているシステム。
また来店回数に応じて会員をランク分けする機能も付いています。
客層やリピート率を理解し、PDCAを簡単に回せるようになります。
またアナウンス機能もあり、メッセージ機能も使えます。
そしてそのメッセージはプロが代行をしてくれるので、サブスクが初めてという飲食店も気軽に始めやすいのが特徴です。
サブスクの詳細
初期費用 | 無料(先着5社) |
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料金プラン | 月額10,000円~(1店舗ごと) |
公式サイト | サブスク |
3. スマホ1つでサブスクを導入できる飲食支援ツール「サブする」
続いてご紹介するサブスクのおすすめ飲食サービスは「サブする」。
「サブする」は、サブスクリプションサービス導入支援ツールです。
こちらのサブスクサービスは、外食業界をはじめとして、色々なな業界で利用されています。
クレジットカードや携帯キャリアを通じたアプリ決済が可能になり、特別な認証機器を用意する手間もありません。
普段使っているスマホなどのデバイスから対応可能なのが1番の魅力でしょう。
- 通知
- ナビゲーション
- 各種クーポン
- アンケート…etc.
などなど様々なアプリ機能も備えています。
サブスクの詳細
初期費用 | 無料 |
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料金プラン | 「サブスクお試しプラン」:無料(6カ月間)/「基本プラン」:月額3,980円/「おトクプラン」:月額4,980円 |
公式サイト | サブする |
4. コストゼロで始められるサブスクの飲食サービス「MONSTER PASS」
続いてご紹介するサブスクのおすすめ飲食サービスは「MONSTER PASS」。
定額制パスを集めたサブスクの巨大ポータルサービスになります。
既存の自社サイトやアプリ、SNSなどを持っているお店であれば、リンク設定をするだけでサブスクを導入できるのが嬉しいポイント。
これまでに50ブランド・300店舗以上の導入実績を誇ります。
飲食店の掲載がかなり多い
「MONSTER PASS」は色々な業界のサブスクを扱っていますが、特に飲食店の掲載が多い印象があります。
居酒屋やカフェ、レストランなど多岐に渡る業態が利用しています。
近頃では新型コロナウイルスの影響によいr、テイクアウトのサブスクを行う飲食店も多く見られます。
サブスクの詳細
初期費用 | 無料 |
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料金プラン | ・11月末までのお申込み限定で初期費用0円 ・月額費用2,980円→0円の特別キャンペーン |
公式サイト | MONSTER PASS |
5. 定期自動支払いも可能な飲食のサブスクサービス「GMOおみせアプリ」
最後にご紹介するサブスクのおすすめ飲食サービスは「GMOおみせアプリ」。
こちらのサブスクは、6,000店舗以上が導入しています。
集客や販促をサポートする店舗アプリですが、オプションとして定期自動支払い機能を追加できます。
アプリ内の決済機能に加え、スタンプカード機能やお知らせ配信などの機能も活用することによって集客ツールとしても利用できます。
支払いの期間としては、店舗のサービスに合わせて自由に設定ができます。
アプリが会員証になるので、紙の会員証を用意する手間もなくなるのも、おすすめのポイントです。
サブスクの詳細
初期費用 | 無料 |
---|---|
料金プラン | 注文総合計の2% |
公式サイト | GMOおみせアプリ |
飲食店でのサブスク導入事例3選
ここから実際にある、飲食店でのサブスク導入事例を3つご紹介していきます。
まとめると以下の通り。
- 居酒屋の事例
- カフェの事例
- ラーメン店の事例
1つ1つ解説していきます。
1. 居酒屋
月額500円から600円のドリンク割引券という形でサブスクを導入している居酒屋のサブスク事例を最初にご紹介。
内容としては「400円以下のドリンクであれば割引券を提示すれば200円で利用できる」というサービスです。
顧客は1杯あたり200円もお得に飲むことが可能で、3杯飲めば元がとれる計算になります。
申し込み方法は2つの方法があります。
- 店頭で券を購入する
- パソコンやスマホから申し込む
登録したその日から利用が可能です。
ドリンクの売り上げが向上した
このサブスクリサービスを開始したことによって、アルコール類以外のソフトドリンクの売り上げが伸びたとされています。
フードに比べて原価率が低いドリンクに焦点を当てることによって、売上をアップさせることができています。
また、団体客でその中の誰か一人でも割引券を利用していると注目されます。
そうなればこぞって登録するので、居酒屋の導入はうまく言っている飲食店が多いです。
2. カフェ
主な事例としては「定額制カフェ」です。
月額の料金を支払えば、その月の色々なサービスを受けられます。
とあるカフェでは月額3,000円・6,000円の2種類の定額制プランを準備。
どちらのプランも1回の来店で1杯無料になります。
3,000円のプランでは300円のコーヒーを、6,000円のプランではすべてのコーヒーメニューから選ぶことが可能。
これによって利用者は通えば通うほどお得にコーヒーを飲むことができます。
そのため、お客様は何度もそのカフェに運びたくなりますし、お店側はサイドメニューの注文を期待することもできます。
店内に長時間滞在させることで、こちらもフードメニューなどの追加注文をとることができるので、雰囲気も良くするとより良いでしょう。
3. ラーメン
これは月額約9,000円で指定されたラーメンを1日1杯無料で食べることができちゃうサブスクリプサービスが有名です。
1杯の平均の値段が800円のため、1か月間毎日食べ続けると25,000円弱かかるはずです。
そのため月額約9,000円でラーメンが食べられるのであれば、かなりお得なサービスでしょう。
また他のクーポンとも併用可能にしているため、大盛にすることやトッピングを追加することもできます。
これはネットでも話題になったことでも知られ、予約が殺到したそうです。
ラーメンのおすすめサブスクは以下の記事を参考にして下さい!
サブスクの飲食サービスを効率的に利用しよう!
いかがだったでしょうか?
「サブスクの飲食サービスおすすめ5選!メリットや具体的な事例も紹介」というテーマでお伝えしました。
サブスクの飲食サービスはこれまで当たり前でなかった、データの蓄積やリピート客数を増やす施策も行えるようになります。
うまく使えばかなりの利益をもたらすはずです。
是非今回ご紹介したサブスクのおすすめ飲食サービスを参考にしながら、効率的に活用してみて下さい。